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WRAPPING
お包みについて
贈り物としての花
貴重な品を紙でつつんで贈る礼節の作法は、
室町時代の武家の礼法により生まれた行動美学のひとつです。
伊勢貞丈の記した「包結図説」(1840年出版)には、当時の武家の間で贈られていた貴重な品20品目の中に、木の花と草花の包み方についての記述があります。庭に咲く旬の花は今と同じように貴重な贈り物だったことがうかがえます。
陰陽道をとりいれた哲学にもとづいて作られた包み方のルールを、そのまま現代の花束の包みに生かすことは残念ながら難しいですが、【贈る気持ちを丁寧に包みに託す】基本の姿勢を大切にお包みしたいと考えます。
お包みの素材について
和紙や江戸打紐を使いお包みします。
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